191cmの長身からキレのある真っすぐを投げ込む。地元・宮城県出身でファンからも熱視線を送られる高卒3年目。筋力アップも含めた育成段階ではあるが、今季は二軍で先発ローテーションを担いフレッシュオールスターにも選出された。近い未来、一軍のローテーション争いを盛り上げるだろう期待の右腕だ。 取材・構成=阿部ちはる 写真=菅原淳、川口洋邦、BBM 起用法からも期待値の高さがうかがえる。高卒2年目の昨季、一軍デビュー。2度あった一軍登板で4回無失点、5回2失点と手応えを得て今季は春季キャンプを一軍で過ごした。開幕は二軍スタートも、コンスタントに登板を重ねるからこそ見えてきた課題と向き合い、成長を続けている。 ──昨オフは
荘司康誠投手と自主トレを行いました。一緒にトレーニングをする中で学んだことはありましたか?
大内 体づくりの面では食事のことですね。ピッチングに関してもいろいろと質問させていただき、フォームについてのアドバイスなども聞くことができました。同じ動きを続けていくことと、力感のないフォームでいかに強い球を投げられるかが大事だと思っていたので、そういった部分を教えていただきました。
──昨年は一軍で2試合に登板しましたが、その中で今季の登板に生かされていることはありますか?
大内 初登板となった6月7日の
巨人戦(東京ドーム)ではめちゃくちゃ緊張したので、あれ以上の緊張はないなと感じ、ファームの試合では少し落ち着いて投げられるようになりましたね。また一軍での疲労度を経験できたことで、それに比べればファームではもっと長いイニングを投げたい、投げないといけないなと考えるようにしています。
──その意識は数字にも表れており、前半戦だけで昨季と同じ15試合に登板しています。
大内 まずはファームで先発ローテーションを守るということが今年の目標の一つだったので、そこはある程度クリアできているなと手応えを感じています。体力もついてきましたし技術面でも各球種の精度が上がってきて、3年目になり、全体的なレベルが上がってきているのかなと実感しています。
──入団時に比べると体つきも変わってきましたね。
大内 トレーニングは1年目から変わらず続けていますし、体重も入団時が77kgで今は89kgくらいまで増えました。
──昨季の15登板では65イニングでしたが、今季は77回1/3と1試合の中での体力もついてきたと感じます。
大内 昨年は3、4回あたりからガクっとスピードが落ちてしまうことが多かったのですが今年はイニング数が増えていく中でも6、7回に140キロ台後半が出せているのでそこは特に成長した部分かなと思います。
──一方で被安打と被本塁打が増えています。その要因をどこに感じていますか。
大内 昨年までは登板間隔が空いていたこともあり、初回から思い切り投げられていた部分がありました。また、イニング数が増えたことで、自分のデータが多くなり・・・
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