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野球文化の創り手たち

<Baseball Specialists>具象彫刻家・松田光司「主観視と客観視の両方が大事。難しさ、大変さが楽しさです」

 

今回からプロ野球を支えるチームスタッフに限らず、アマ球界も含めた広い範囲での仕事人を取り上げていく。野球殿堂博物館内にある野球殿堂ホールには球界に貢献した方々のレリーフ像が数多く飾られているが、今回はそれを制作している具象彫刻家を紹介する。
取材・構成=牧野正 写真=BBM

レリーフ像は彫刻では表現しづらい部分が「正直ある」と言う。それでも要望に応えるべく、徹底的に似せていく


「破壊」と「創造」を重ねて


 野球殿堂は日本の野球の発展に大きく貢献した方々の功績を永久に称え、顕彰するために1959年に創設された。殿堂入り顕彰者の表彰レリーフ(ブロンズ製胸像額)は東京ドーム内にある野球伝堂博物館内の殿堂ホールに飾られている。顕彰者は毎年1月に発表され、夏のオールスターゲームなどの表彰式で表彰レリーフのお披露目とともに表彰される運びだが、このレリーフを制作しているのが具象彫刻家の松田光司さんだ。

「僕が作っているのは2002年からで、僕で4代目だそうです。初代から3代目までの方はご年配の方が多く、すごく実績を積まれた名誉職のような彫刻家の方だったとお聞きしました。僕は当時30代の半ばで実績も名前もなく、4代目の候補に選ばれただけでもうれしく思っていましたから、選ばれたときは驚きと喜びの両方でしたね」

 野球殿堂博物館から顕彰者の写真を提供されて制作に取り掛かるわけだが、1月の記者発表には必ず足を運ぶ。

「やはり顕彰者の方を自分の眼で見て、お話させていただくことは大切です。そのときに自分のほうでも、いろんな角度からたくさん撮影させていただきます」

 これが見本というメインの画像はあるものの・・・

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