正確に言えばこれからプロ野球を支える仕事人になろうとしている立場だ。現役時代はライオンズ一筋で通算194セーブ、109ホールドを挙げた名リリーバー。昨年限りで現役を引退したが、現在は思い描く将来に向けて一歩一歩、歩み始めている。 取材・文=小林光男 写真=BBM 大学の研究室で勉強
引退試合から1年──。増田達至氏の次に進むべき道が決まった。
「外部で勉強することが決まりました。来年4月から学生になります」
ユニフォームを脱ぐ決断をした際、球団からはいくつかの選択肢を与えられた。その中に指導者の道もあったが、それは時期尚早だと感じていた。
「僕は投手としての経験はありますが、知識はまだないと思っています。もし、指導者になっても自分の経験だけで選手にアドバイスを送って説得力があるのかな、と。自分の感覚だけで話しても、選手にうまく伝わるか疑問に思います。それよりもしっかり勉強して、知識を蓄え、選手に合ったアドバイスを送ることができる指導者になりたいと思いました」
引退時には2025年度の入試は終わっていたので、まずは大学の研究室に通って入試に備えた。
「そこで授業を受けて野球の知識を・・・
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