昨年12月、都内に野球をメインとした屋内スポーツ複合施設が誕生した。その名も「SPONOBA(スポノバ)」。立ち上げたのはこれまで約20年にわたりメジャー・リーガー、オリンピック選手などをサポートし続けてきた木村匡宏。同施設には「遊び学び、すべてが力になる」というコンセプトがあり、自分の体の動きに適した楽しさ、面白さを体験できるスポットでもある。 取材・構成=牧野正 写真=BBM 
パフォーマンス・コーディネーター 木村匡宏
大切なのは自分の感覚
場所は都内の墨田区。目の前には東京スカイツリーがそびえ立っている。広い倉庫跡を改修した昨年12月、そこにオープンしたのが「SPONOBA(スポノバ)」だ。民間ではおそらく日本最大級の野球屋内練習場となる。代表でもある木村匡宏が言う。
「野球に限らず、子どもから大人まで、スポーツに関わっている人たちみんなが集まる場所にしたいですね。スポーツのバーみたいな、そういう場所をつくりたかったんです」
木村はこれまで、のべ3300人以上のトップアスリートを支えてきた。その選手の身体特性に合わせた動きをともに探し、最適化していく。
「肩書はどうなんでしょう。パフォーマンス・コーディネーター、スポーツトレーナー……いろいろと言われるんですけど、自分でもどれが一番適しているのかよく分からないんですよね(笑)」
施設内には18.44メートルのピッチングレーン、正確なデータが収集できる最新鋭の「HitTrax」が導入された16メートルのバッティングレーンがあり、天井高は約6メートル、敷地面積は約720平方メートルと広々とした空間となっている。各種機材がそろったラバー床のトレーニングスペース、木村のこだわりの1つでもある柔道畳に整体可能なコンディショニングルームなどが完備され、野球はもちろん体を動かすには抜群の環境が整っている。トップアスリートたちはレベルアップの場として、それ以外の人たちでも体を動かして汗を流す場として、より多くの人に活用してもらいたいというのが木村の願いでもある。
「この『SPONOBA』という最高の環境で、子どもたちからトップアスリート、それこそ高齢の方まで、同じ一緒の場所で体を動かす、スポーツをする、そんな場所にしていきたい。自分の体に対する面白さ、興味、そこに気づく体験ができる場所です」
昨年12月5日に行われたオープニングイベントには、元
巨人の
高橋由伸、
ロッテを退団した
荻野貴司が駆け付けた。木村の大学の先輩であり・・・
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