
高校時代は苦しい練習ばかりでしたが、隠れて飲料を飲んだりの知恵も使ったり「指導」を廃止したり、さまざまな思い出がありました。写真はドラ1で西武に指名されたときのモノです/写真=BBM
先日、水戸商高の大先輩である、
豊田泰光さんが亡くなられました。豊田さんから西武監督の広岡(達朗)さんに「後輩にいいヤツがいる」ということを言っていただいたという話を聞いています。いまの僕がこうしてあるのも、豊田さんのおかげだと思っています。ご冥福をお祈りします。
その水戸商高の話、先週の続きです。部長や先輩たちと約束を取り付け「指導」を廃止しました。僕らの学年はひとつ下の学年には一度もやりませんでしたし、練習後は先に帰るように促していました。
そして僕らが3年生になったある日、練習後、ふと気が付くと新1年生、2年生がどこにもいません。おかしいなあ、と思っていたら同級生がキャプテンの僕のところに来て「おおくぼお~!!、2年生があっちで『指導』やってるぞ!」って。僕も「うそだろ!?」です。一度も「指導」されたことない2年生が、1年生にやっていたんです。僕らがよくないと思ってやめたことを再開している。もう、怒りが頂点に達しました・・・
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