
メジャー・デビューしてまだ2カ月経たない間に主軸となり、エース格となった大谷の進化具合はすさまじいです/写真=Getty Images
べンチから選手たちがヤジを飛ばすと、キリッとにらみ返す。甘い顔をしている男が、そういう負けず嫌いな一面を出すことがありました。
大谷翔平のことです。私が
楽天の二軍監督のころですから、まだ高卒1年目のころのファーム時代ですよ。「いい根性しているなあ」と感心した記憶があります。
日本時間の5月14日のツインズ戦でも6回1/3で11奪三振ですか。勝ち負けは付きませんでしたけど。5月10日には5号本塁打。このときは本塁打と確信してゆっくりと走り出しましたね。正直、ここまで活躍するとは思っていませんでした。私のメジャー1年目の大谷の予想は、ホームラン5本以内で投手としては3勝ぐらいでした。どうです? 当たっていますよね? ここでシーズンが終わっていれば……ですが(笑)。
予想をはるかに超える・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン