
大谷の1つ目のボークの直後に審判に説明を求めるマドン監督[右]。まずは冷静に審判の自尊心を尊重すべきでした。これがいい勉強になればいですね[写真=Getty Images]
バッターというのは、打席では常に「絶対に打つ」という強い意識があるものです。私が
西武の若手時代に修行で行ったアメリカの教育リーグでの話です。ある打席でハーフスイングもしてない、ピクッと動いただけの場面がありました。それだけでスイングをしたとみなされて「ストライク」
コールです。
当然納得いかない私は、西武から引率で来ていた和田(
和田博実)さんに通訳をしてもらって自分の意思を伝えたのです。そうしたら、球審は「お前に打つという意識があるから」という回答をしたんです。いやいや、バッターは打つ気で打席に入っていますから。じゃあ、ボール球を見逃しても打つ気があればストライクなんですか? となります。でもそこまで問い詰めたら、アメリカの審判はかなり怒ります。
というのも・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン