
優勝するようなチームは、少しのことでもマウンドに内野陣がスーッと集まります。そういう意識付けが必要だなと、1年間現場に戻り、再認識しました[写真=毛受亮介]
巨人を退団してから約2週間が過ぎました。毎日の激務から解放され、現在はリラックスした状態で日々を過ごしています。今後、お店のこと、そして野球解説者としてやっていく上で、少し充電をしているところです。
もう1度、1年間を思うと、激動でした。2015年秋に
楽天監督を辞任してから7年ぶりの現場復帰。50代半ばで現場に戻って疲れを感じたのは体力よりも心でした。そして何より、
西武、楽天時代よりも巨人のほうがはるかにきつかったですね。報道される身として話したことのすべてに責任を持っていますが、それでもきついことがありました。
それと監督を経験していたことで、コーチ時代よりもチーム全体のことが目に留まって「ああすればいいのに」「こうすればいいのに」ということが多くあったのです。しかし、それは担当分野ではないので、言えない自分がいることもストレスになりましたね。あくまでも打撃チーフコーチとしての役割を全うするということだけに集中していました。
その中でやはり1年間戦って強いチームとそうでないチームとの差を感じ・・・
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