当連載の著者、鈴木尚広選手への質問を募集します。上記のリンクからお寄せください 行き着いたのは、“お水”でした

飛騨高山の湧水を飲むようになり、パフォーマンスが向上したことを実感している
報道などでトレーニングする姿を取り上げていただいているからか、「食事もストイック?」、「食にもこだわりはあるの?」と聞かれることがあります。アスリートの中ではごく一般的な食生活だと自分では思っているのですが……今回はその“食事”をテーマにしてみたいと思います。
肉だけ、野菜だけと偏らず、バランスよく摂ることが大前提で、その中で意識するのは、なるべく季節のものを中心にチョイスすることです。旬の魚、旬の野菜、旬の果物などなど。ただ、何を食べるのか、に対するこだわりはこれくらいなんです。ここ一番の勝負ごとの前に食べるものを“勝ちメシ”として取り上げる企画がテレビや雑誌(週ベでも!)などでもありますが、そういったものも思いつきません。逆に何か決めてしまい、良いパフォーマンスができなかったら……と考えるとちょっと怖い。しかも、僕らの世界は143試合、毎日が勝負なわけで、願掛けになってしまいそうですし、そういうことに依存はしたくないなと思っています。
話を戻しましょう。食事を摂る際、箸をつける順番には気を付けています。まずは野菜と果物からいただき、体に吸収させてから、最後に適量の炭水化物を。おかずとお米などの炭水化物は交互に食べるのが一般的ですし、やっぱりそういう食べ方もおいしいのですが、これが合わせ技になってしまうと、どうしても食べる量が増えてしまいます・・・
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