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センバツ・リポート/決勝戦見どころ

【センバツ】プライドを懸けた戦い!史上初の大阪勢同士の決勝戦「履正社対大阪桐蔭」

 

昨秋の府大会では履正社に敗れた大阪桐蔭。センバツ決勝でリベンジを誓う


 4月1日の決勝は履正社と大阪桐蔭による、史上初の大阪勢同士の顔合わせとなった。同一都道府県チームによる決勝戦は前回が東京決戦となった1972年(日大桜丘高5−0日大三高)であるから、45年ぶりということになる。

 まず、30日、準決勝第1試合で3年ぶりの決勝進出を決めた履正社・岡田龍生監督は、相手が決まっていないこともあり、言葉を選びながら話した。

「2つとも(秀岳館、大阪桐蔭)強過ぎるので、どうしようもない(苦笑)。(仮に大阪桐蔭ならば)西谷(浩一)大監督やから、胸を借りたい」

 岡田監督のほうが8歳上。やや皮肉が混じる言葉からも、対抗意識を感じずにはいられなかった。履正社は前回の決勝、「京阪決戦」と言われた2014年は龍谷大平安の前に2対6と敗れている。それだけに「1番と2番ではエライ違いなので、日本一になれるように頑張りたい」と、初の悲願へ決意を新たにしていた。

 第2試合。大阪桐蔭は秀岳館を2対1で下し、春夏連覇を遂げた12年以来のファイナリストを決めた。大阪桐蔭には、心強いデータがある。春夏を通じて過去5度の決勝進出で、1回も負けたことがないのだ。

 大阪桐蔭と履正社は、最近の大阪における�狹簡匹裡俺��瓠B膾絛涌�は昨秋、準決勝で履正社高に惜敗(4対7)しているだけに、四番・山本ダンテ武蔵(3年)は「長年のライバル。同じ相手に2度負けることは、大阪桐蔭では許されない」と闘志をむき出しにした。

 抽選会の時点で大阪桐蔭がリベンジする機会は、決勝しかなかった。「目の前の一戦しか意識していない」と言いながらも、山本は心の内を、こっそりと明かしてくれた。

「ニュースとかでも、無意識のうちに履正社の戦いに目が行ってしまう。なるべく、周囲には察知されないようにしてきましたが……」

 さらに続ける。

「西谷先生(監督)も常日ごろから『相手を気にするな!』と言いますが、今大会期間中も含めて、ミーティングの中で、履正社を例に挙げることは多い。『あ〜、意識しているんやな』と……」

 夏の大阪大会はシード制なしのオープン抽選である。15年は初戦(2回戦)で両チームが対戦し、会場となった舞洲球場は、場内に入り切れないほどのファンが集まり、大混乱となった(試合は大阪桐蔭が5対1で勝利)。互いのプライドを懸けて激突する決勝は、12時30分開始。甲子園のマンモススタンドは、大観衆で埋め尽くされるはずだ。

文=岡本朋祐 写真=BBM
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