毎週水曜日発売(一部地域を除く)の『週刊ベースボール』では、毎回月曜から日曜までの試合で編集部選定の「週間ベストナイン」を選んでいるが、ON LINEでは、毎回土曜日から金曜日でベストナインを選んでいきたい。今回は4月8日から14日までだ。
まずセから行く。投手は
阪神のメッセンジャーだ。4月14日の
広島戦(甲子園)に先発し、7回を6安打1失点で今季2勝目。決して安心して見られるピッチングではなく、毎回のようにランナーを背負いながらも粘り強く要所を締め、4回、
新井貴浩のタイムリーによる1失点に抑え、4対2の勝利、チームの4連勝に貢献した。
最大の評価ポイントは、〝相手〟だ。ここまで好調な打線を背景に、引き分けをはさみ10連勝の広島。しかも今季4月14日までに、この試合以外での広島唯一の黒星が3月31日の開幕戦(マツダ広島)だが、その勝利投手もまた、メッセンジャーだった。
以下は他のポジションである。やはり好調広島が多い。
[捕手]
石原慶幸(広島)
期間内/8打数 4安打 1本塁打 4打点 0盗塁 打率.500
[一塁手]新井貴浩(広島)
期間内/18打数 7安打 2本塁打 7打点 1盗塁 打率.389
[二塁手]
菊池涼介(広島)
期間内/25打数 9安打 1本塁打 3打点 0盗塁 打率.360
[遊撃手]
坂本勇人(
巨人)
期間内/21打数 6安打 0本塁打 1打点 1盗塁 打率.286
[三塁手]
宮崎敏郎(
DeNA)
期間内/19打数 7安打 0本塁打 0打点 0盗塁 打率.368
[右翼手]
鈴木誠也(広島)
期間内/25打数 8安打 0本塁打 4打点 2盗塁 打率.320
[中堅手]
大島洋平(
中日)
期間内/25打数 9安打 0本塁打 2打点 0盗塁 打率.360
[左翼手]
筒香嘉智(DeNA)
期間内/17打数 7安打 0本塁打 0打点 0盗塁 打率.412
写真=太田裕史