
静かに闘志を燃やす岸。頼れる男の凄みを感じた
毎週水曜日発売(一部地域を除く)の『週刊ベースボール』。毎回月曜日から日曜日までの試合で「週間ベストナイン」を選定しているが、ONLINE版では土曜日から金曜日まで。今回は7月8日からオールスター前の12日までとさせていただく(週べは1回休み)。
次はパだ。投手は前半戦最後、7月12日の
ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)でリーグトップの7勝目を挙げた
楽天の
岸孝之だ。これで楽天は2位ソフトバンクとの差を1.5ゲームとし、球宴前の前半戦で首位ターンを決めた。
開幕から危なげなかった岸に異変が起きたのは7回の登板を前にした投球練習。親指のマメがつぶれたのだ。
梨田昌孝監督は止めたが、そのままマウンドに向かったが結局交代。被安打2の熱投だった。
「もう少し長いイニングを投げたかった」と悔しがった岸だが、楽天自慢のリリーフ陣がきっちり抑え、ペゲーロの特大2ランによる2点を守り切った。
以下は他のポジションである。
[捕手]
炭谷銀仁朗(
西武)
期間内/8打数 4安打 0本塁打 4打点 0盗塁 打率.500
[一塁手]パラデス(
ロッテ)
期間内/19打数 7安打 1本塁打 6打点 0盗塁 打率.368
[二塁手]
銀次(楽天)
期間内/14打数 9安打 0本塁打 2打点 1盗塁 打率.643
[遊撃手]
源田壮亮(西武)
期間内/19打数 6安打 0本塁打 1打点 1盗塁 打率.316
[三塁手]
中村奨吾(ロッテ)
期間内/18打数 8安打 1本塁打 6打点 0盗塁 打率.444
[右翼手]
吉田正尚(
オリックス)
期間内/14打数 5安打 1本塁打 4打点 0盗塁 打率.357
[中堅手]
柳田悠岐(ソフトバンク)
期間内/12打数 6安打 1本塁打 3打点 0盗塁 打率.500
[左翼手]
外崎修汰(西武)
期間内/18打数 8安打 1本塁打 1打点 1盗塁 打率.444
[指名打者]ペゲーロ(楽天)
期間内/18打数 7安打 2本塁打 4打点 1盗塁 打率.389
写真=湯浅芳昭