9月1日からメットライフドームで開幕した第42回全日本クラブ野球選手権大会。週刊ベースボールONLINEでは、全日本クラブ選手権大会にまつわるさまざまな情報や知られざる秘話を『JABA×グラゼニ社会人野球公式サポーター』の3人が日替わりで発信していきます。本日は豊島わかなさんです。 みんな野球が大好き!
社会人野球の魅力のひとつといえば、プロ野球よりも選手とファンの距離が近いところ。今回は「わがチーム一押しのイケメン選手」をチーム内で選抜していただきましたので、みなさんにご紹介します。
まずは昨日の第1試合(対水沢駒形野球倶楽部、6対5)を見事、勝ち抜いた千曲川硬式野球クラブから、萩谷大樹投手と伊志嶺大地外野手です。
千曲川硬式野球クラブの伊志嶺大地外野手(左)、萩谷大樹投手
「チームのメンバーが大好きで、土日の練習が楽しみなんです。これが野球をするにあたっての一番の支えです」と語ってくれたのは、この日先発の萩谷投手。
チーム内ではいじられキャラとして有名で、後輩からも「たいちゃん」とあだ名で呼ばれ、いじられているそうです。
このあだ名を考えたのが伊志嶺選手で、「萩谷さんはすごく面倒見が良く、前向きで盛り上げ役です」と教えてくださいました。
“周りをよく見ていて冷静な一面もあるが、天然キャラ”と萩谷投手から他己紹介を受けた伊志嶺選手は、4月にお子さんが産まれたばかりのイクメン選手。
好きな女性のタイプをうかがうと「奥さんがタイプです。料理もできて、顔もタイプ」とノロケ話も。この日も長野県にある自宅から応援に駆けつけてくれたとのことで「家族が一番の心の支えです」と心温まるお話を聞かせてくださいました。
かつて近鉄で活躍し、現在は
大和高田クラブを率いる
佐々木恭介監督お墨付きのお二人は、内山昂樹内野手と山本竜也投手。
大和高田クラブの内山昂樹内野手(左)、山本竜也投手
これはどの社会人野球選手にも共通することですが、クラブチームに関しては仕事と練習の両立が野球を続けるにあたっての一つの大きな課題です。
お二人とも「とにかく野球が好き。野球を続けたい」という気持ちだけで、夕方まである仕事をこなし、その後、練習をするというハードな毎日のスケジュールをこなしているそうです。
この熱い想いが名将・佐々木監督のおすすめポイントなのかもしれません。
和歌山箕島球友会からは、和田拓也投手と寺岡大輝投手が取材に応じてくださいました。
和歌山箕島球友会の和田拓也投手(左)、寺岡大輝投手
「年下だけど尊敬している」と寺岡投手からも太鼓判の和田投手は、この日の試合(対鹿児島ドリームウェーブ)を5対0で完封した期待のエース。
「自分のアピールポイントは、コントロールの良さです。ここまで支えてくれた友人や親に感謝をしています」と、笑顔いっぱいに語ってくれました。
明日でクラブ野球選手権のコラムは最終日です。JABA公式サポーター3人でリポートしますので、お楽しみに!
PROFILE
左から成田沙耶加さん、豊島わかなさん、田中優美さん/写真=矢野寿明
なりた・さやか●1990年7月30日生まれ。山梨県出身。ニックネームは「さやくま」。野球観戦歴は家族の影響で幼少時から。趣味は料理とスポーツ観戦、特技は健康食作り。
とよしま・わかな●1986年12月14日生まれ。愛知県出身。ニックネームは「豊ちゃん」。野球観戦歴は小学生のころから。趣味は暗記、特技は歴史に詳しいこと。
たなか・ゆみ●1992年5月21日生まれ。神奈川県出身。ニックネームは「ゆーみん」。野球観戦歴は高校1年生のころから。趣味は動物とたわむれる、特技は脚が柔らかいこと。
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