
この年、ロッテ入りした石井。背番号は3だ
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は2月1日だ。
ロッテが2000年2月1日のキャンプ初日にビジター用の新ユニフォームを披露した。前年のビジターでの成績が25勝43敗とリーグ最下位だったこともあり、
山本功児監督の発案で、前年の上下グレーから上着を黒に変更。やや苦しい理由にも思うが、黒いユニフォームで黒星を減らそうという意味も含まれているらしい。
このキャンプで最も報道陣の注目を集めたのは、
巨人から移籍の
石井浩郎だ。報道陣からユニフォームへの感想を求められ、「強くなればユニフォームもカッコよく見える」と、こちらもやや微妙なコメント。編集部的には、なかなかカッコよかったと思っていたのだが……。
石井は初日からフリーバッティングを行い、2日目には志願の特打を1時間。それでも物足りず、本球場でのメニュー終了後、首脳陣に「どこかでマシンを打てませんか」と質問。さらに室内練習場に場所を移して、およそ30分の打ち込みを行った。
写真=BBM