
会見でのローズ。体はかなり絞れていた
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は3月1日だ。
2001年、近鉄バファローズで当時の日本記録55本塁打に並び、MVPにも輝いた
タフィ・ローズ。04年に
巨人に移籍し、同年はパ、セにまたがる2年連続ホームラン王となったが、翌年はコーチとの確執もあって振るわず、自由契約に。その後、06年に米球界復帰もメジャー昇格はならず、そのまま引退を発表した。
しかし同年オフ、自ら古巣近鉄を吸収合併した
オリックス・バファローズに売り込みをし、テストを受けることになった。来日当時は衝撃の体重100キロ超えでブクブク状態だったが、春季キャンプで体もそれなりに絞って、07年3月1日、正式に入団が決まった。
38歳のローズは1年契約で年俸は40万ドル(約4800万円)プラス出来高(推定)。背番号は
中日に移籍したかつての盟友・
中村紀洋が着けていた「8」となった。
会見の第一声は日本語で「タダイマ」。
「1年のブランクはあるが、ホームランを打ってチームを優勝に導きたい。それでホームランキングなら最高!」
本拠地の京セラドームは勝手知ったる我が家。この日の紅白戦でもさっそく特大の一発を放ち、コリンズ監督も「彼はもちろん四番候補の一人」とニンマリしていた。
写真=佐藤真一