
身長もそうだが、足がでかい。捕手の清水将海の倍近い
1998年、
広島入りし、いきなり15勝を挙げた身長203センチの
ネイサン・ミンチー。2002年は
ロッテ移籍2年目だった。移籍1年目の01年は最優秀防御率に輝き12勝。これは外国人投手では初めての両リーグ2ケタ勝利だった。
しかし、翌02年は開幕から好投はするのだが、なかなか勝ち星に恵まれず、ここまで9試合で2勝6敗と苦しむミンチーが5月24日の
オリックス戦(千葉マリン)で先発した。
初回に5点の大量援護をもらったことでリラックス。9回を112球で完封勝利(5対0)。これでミンチーは58年の東映・ビル西田以来、外国人投手では2人目の両リーグ完封を達成した。
「心配をかけました。ありがとうございます」
お立ち台で、日本語で言ったミンチー。この年は15勝14敗、7完投2完封でチームを支えた。
写真=BBM