週刊ベースボール編集部が熱戦の続くプロ野球で週間MIP、ベストナインを選出。今週は7月31日から8月5日の期間だ 一気に打点トップに
すさまじい勢いで打ちまくった。期間内10安打、打点11。
7月31日、
ロッテ戦の3安打5打点もそうだが、8月4日、メットライフでの
西武との首位決戦では「甘い球を逃さず打てた」と勝負を決める2ラン。
現在打点は81で西武・
浅村栄斗、
山川穂高と並びトップタイ。
7月1本、8月もまだ1本のホームラン。これは長打より走者をかえすこと、に徹しているからかもしれないが、いまのアベレージで、なおかつホームランが急増したとき、チームも一気に走り出すのかもしれない。
セ・リーグ週間ベストナイン
[投手]
内海哲也(
巨人)
期間内/試1勝1敗0防0.00
※31日DB戦で4年ぶりの完封勝利。復活を印象づけた。
[捕手]
會澤 翼(
広島/7回目)
期間内/打18安4本0点2盗0率.222
※安打は少ないが得点圏打率5割越え。好リードで大瀬良12勝目を演出も評価。
[一塁手]
岡本和真(巨人/5回目)
期間内/打22安9本2点7盗0率.409
※4日の
中日戦では先制の20号。四番の貫録が備わってきた。
[二塁手]
山田哲人(
ヤクルト/6回目)
打20安8本2点6盗4率.400
※連続試合打点は12試合で止まったが、打って、走って、大暴れ。
[三塁手]
宮崎敏郎(
DeNA/8回目)
期間内/打23安9本2点6盗0率.391
※最下位に沈むチームにあって獅子奮迅の働きで安打量産。
[遊撃手]
北條史也(
阪神/2回目)
期間内/打17安5本0点3盗0率.294
※得点圏打率.750の勝負強さ。4日ヤクルト戦では延長でサヨナラ犠飛も。
[左翼手]
亀井善行(巨人/3回目)
期間内/打25安8本2点3盗0率.320
※1日のDeNA戦では2試合連発の11号で先発メルセデスを援護した。
[中堅手]
丸 佳浩(広島/5回目)
期間内/打21安6本3点4盗0率.286
※打率はイマイチだが、この期間3アーチで存在感。7四球でもチームに貢献。
[右翼手]
鈴木誠也(広島/5回目)
期間内/打22安13本3点8盗0率.591
※とにかく打ちまくった。長打率は驚異の1.136!
パ・リーグ週間ベストナイン
[投手]
ボルシンガー(ロッテ/2回目)
期間内/試1勝1敗0防0.00
※11連勝が止まって迎えた4日
楽天戦で岸と投げ合い、8回2安打無失点。
[捕手]
甲斐拓也(
ソフトバンク/3回目)
期間内/打17安6本0点2盗0率.353
※1日西武戦の猛打賞含むマルチ2回、出塁率は.421。
[一塁手]
中田 翔(日本ハム/4回目)
期間内/打21安10本1点11盗0率.476
※期間中、得点圏打率.700で11打点を荒稼ぎ。四番の働きを果たす。
[二塁手]
浅村栄斗(西武/9回目)
期間内/打25安11本1点7盗0率.440
※好調バットは止まらず。31日H戦ですべて右方向に4安打1本塁打。
[三塁手]
中村剛也(西武/3回目)
期間内/打22安6本4点8盗0率.273
※復活気配が漂う“おかわり”。期間中6安打ながら4本塁打。
[遊撃手]
茂木栄五郎(楽天/4回目)
期間内/打17安5本0点4盗1率.294
※5四球含む出塁率.455で打線の潤滑油に。得点圏打率6割も光る。
[左翼手]
吉田正尚(
オリックス/7回)
期間内/打20安9本2点4盗0率.450
※期間中は打率.450、長打率.800。四番として存在感を発揮した。
[中堅手]
田中和基(楽天/3回目)
期間内/打28安8本3点5盗1率.286
※左右両打席本塁打を放つ活躍。好調犬鷲打線をけん引した。
[右翼手]
松本 剛(日本ハム)
期間内/打20安8本0点2盗0率.400
※二番・右翼で打率.400をマーク。つなぎ役としても機能。
[指名打者]
アルシア(日本ハム/2回目)
期間内/打17安6本2点7盗0率.353
※西武戦で2試合連続弾、期間中7打点と貢献度は大。
写真=BBM