
NICU病棟で子どもたちと交流した増田
埼玉西武ライオンズの
増田達至(30)が、1月9日、大阪・和泉市の大阪母子医療センターを訪れ、NICU病棟の新生児やその家族、小児病棟の子どもたち約40人と交流した。
増田は自身の子どもがNICU(新生児集中管理室)に入っていたことから、本人の強い希望で同じ境遇の新生児とその家族の支援を決意。2017シーズンオフに、初めてNICU病棟がある埼玉県立小児医療センターを訪問し、「今後も続けていきたい」と語っていた。
今回、増田が訪れた大阪母子医療センターは自身の子どもが入院した病院。NICU病棟では新生児の家族を励まし、小児病棟では、サインや記念撮影に応じて、子どもたちに元気を与えた。
交流を終えた増田は「交流を終えて今日1日を振り返って、久々に大阪母子医療センターを訪問できて懐かしく感じました。また、子どもたちから僕が本当に勇気をもらいました」と今後も活動を継続していく意欲を見せた。
また、2019シーズンも自身が登板した試合ごとに2万円を積み立て、シーズン終了後に埼玉県立小児医療センター、大阪母子医療センターに寄贈を行う。2018シーズンは41試合に登板し、82万円を積み立てた。病棟訪問前には積立金の半額を大阪母子医療センターに寄付したことを同センターの倉智博久総長に報告し、「去年は自分自身不本意な成績で終わってしまったので、2019シーズンはキャリアハイを達成して寄付・寄贈も頑張りたいです。目標金額は140万超えです」と抱負を語った。
写真=埼玉西武ライオンズ提供