
ついに売れた謎の魚等身大ボブルヘッド人形
ロッテは昨年6月22日から1体限定、357万円(税込)で売り出されていた球団公式キャラクター「謎の魚」の等身大ボブルヘッド人形に、ついに買い手が現れたことを発表した。
購入したのは千葉市内にある在宅介護事業を展開している株式会社七夢。ロッテファンである山本康永社長がZOZOマリンに試合観戦に訪れた際、謎の魚ボブルヘッドに「一目ぼれした」ことが決め手となったようだ。
シーズン中はファンに見てもらうためにマリーンズショップに展示し、シーズンオフは市原にあるグループ関連企業に展示する予定だという。
謎の魚等身大ボブルヘッドは高さ190センチ、横幅100センチ、奥行70センチ、重さは約65kキロというビッグサイズ。素材はガラス繊維強化プラスチックで約3カ月をかけて製作されたが、高額な値段がネックとなり1年近くも買い手がつかなかった。
当の謎の魚は、「私の好きな言葉に『果報は寝て待て』というものがあります。関係者諸君はなかなか売れないと焦っており、たたき売りをする寸前でした。ただ、それを私がストップをかけたのです。やはり正解でしたね」と自らの判断を自画自賛。
さらに、「私は絶対に勝つ戦以外、興味はないのです。グフフフ。買ってくださった方に一言。消費税アップ前に買った貴あなたは人生の勝ち組です。私が歌手デビューした際にはディナーショーにご招待してさし上げますよ。グフフフフ」と“らしさ”全開で喜びを口していた。
写真=千葉ロッテマリーンズ提供