巨人はサヨナラ勝利で通算勝利を5500とした
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は2013年5月25日だ。
この日、行われた
オリックス戦(東京ドーム)、1対2と1点ビハインドで9回裏を迎えた巨人は無死一、二塁と守護神の
平野佳寿を攻め立てる。続く五番・ロペスが三塁前へきっちりと犠打を決め、一死二、三塁。サヨナラ勝利へのお膳立てが整い、打席には
亀井善行が入った。
亀井は平野が投じた7球目のフォークをとらえると、打球は中前へ抜けて2者が生還。この年、チーム5度目のサヨナラ勝利は日本プロ野球史上初の球団通算5500勝となった。
原辰徳監督は「燦然と輝く歴史の中で先輩から受け継いで戦っている」と先人たちへ敬意を表し、あらためて歴史を紡いでいくことを誓った。
ちなみに、2018シーズン終了時点で巨人は通算5922勝。残り78勝で6000勝となっていたが、今季中に届くことができるだろうか。
写真=BBM