
通算200本塁打を放ち、笑顔でダイヤモンドを一周した清原
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は1992年6月26日だ。
この日行われた
オリックス戦(
西武球場)で西武・
清原和博が最年少記録を樹立した。1回裏、
伊藤敦規から14号2ランを放ったが、これが通算200号。
王貞治(
巨人)の25歳4カ月を上回る24歳10カ月での到達となった。
高卒新人最多の31本塁打を放ち、鮮烈なデビューを飾った清原。通算100号、150号でも最年少でゴールインしていたが、世界記録868本塁打を放った王より、6カ月も若い時点で200号にたどり着いた。
ハイペースでホームラン人生を歩み、「王さんの記録を塗り替えた、ということが一番うれしい」と、満面の笑みを浮かべた清原。試合前、「今日打つから」と宣言しての予告アーチでもあった。
写真=BBM