
プロ2戦目も見事に勝利を挙げたダルビッシュ
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は2005年6月27日だ。
プロ初登板となった6月15日の
広島戦(札幌ドーム)で9回無死まで2失点で初勝利を飾っていた
日本ハムの
ダルビッシュ有。2度目の登板が、この日の
西武戦(同)となった。西武打線に対して、7回2失点と快調なピッチング。見事に2連勝を飾った。
ドラフト制施行後の1966年以降入団の高卒新人投手で、初登板で勝利投手になったのはダルビッシュで12人目(うち2人は救援勝利)だが、2試合目にも勝ったのは
三浦広之(阪急)78年6月28日 対
ロッテ 近藤真一(
中日)87年9月16日 対広島
矢野諭(日本ハム)97年6月6日 対近鉄
に次いで史上4人目だった。
その後、三浦は4試合で4連勝、近藤は3試合で3連勝したが、ダルビッシュは3試合目の登板となった7月4日のロッテ戦(東京ドーム)で7回2失点ながら勝ち負けがつかず、記録はストップした。
写真=BBM