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通算500本塁打を放ち、ベンチで長嶋監督に出迎えられた落合
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は1996年7月3日だ。
この日、行われた
ヤクルト戦(神宮)の7回、6回表無死一塁でブロスが投じたストレートを
巨人の
落合博満は完ぺきにとらえた。打球は左翼スタンドへ飛び込む16号2ラン。この一撃はプロ入り通算500号となった。
横断幕をつくり、快挙をひと目見ようと応援したファンも期待どおりの一発に大喜び。しかし、ゲーム後、ファンの声援に顔をうつむいたまま手だけ振る落合の“らしい”姿があった。
落合の初本塁打は1979年5月31日の南海戦(川崎)で、2025試合目での達成は
王貞治(巨人)の1723試合に次ぐスピード記録。42歳6カ月での達成は史上最年長だった。
写真=BBM