三菱重工名古屋からJR東海に補強された山田晃典
社会人野球の頂点を決める、都市対抗野球大会が昨日からスタートした。全国の地区予選を勝ち抜いた出場チームはどこも強豪ぞろいのため、初日から熱い戦いが繰り広げられている。
そんな都市対抗野球大会に10年連続出場を果たした選手がJR東海にいる。は、惜しくも予選敗退した三菱重工名古屋からの補強選手、山田晃典外野手(専大卒)。昨年の日本選手権でも本塁打を放つなど、チームにとって欠かせないベテラン外野手だ。
社会人野球界に入る前は、10年連続出場者が表彰されることを知らなかったと話す山田。
「とにかく、ここまで大好きな野球を1日でも長く続けるために必死にやってきました。今までの野球人生の中で一度も表彰されたことがなかったので、今回の表彰は自分にとってもご褒美という感覚です」
自チームでの出場が果たせなかったことに悔しさをにじませながらも、長い野球人生の中での初めての表彰に笑みがこぼれた。
山田は昨年結婚し、家族ができたことで精神面や体力面で大きく支えてもらっているそうだ。後輩の紹介で知り合ったという妻は、日本製鉄広畑の元トレーナー。
「調子が悪いときは、体の動きを見ただけでどこが不調か分かるらしく、アドバイスをくれます。どういうふうに改善したら良いかを細かく教えてもらえるのでありがたいです。食事面のサポートも手厚く、良い状態で野球ができています」と妻への感謝の気持ちを語ってくれた。
「今大会は補強での出場ではありますが、他チームに入り、学ぶことは多い。他チームの練習を通して、自チームの改善点も見えてきたし、ここで学んだことを持ち帰って、後輩にも伝えたいです」
7月13日に行われた日本通運との初戦では、守備で好プレーを見せてチームを危機から救い、初戦突破に貢献した。まだまだ成長を続けるベテランの底力に、これからも注目だ。
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文・写真=豊島若菜