
1996年の福井商は3回戦で横浜に逆転勝ちするなど勢いに乗り4強に躍進
7月25日、敦賀気比が連覇で9回目となる夏の甲子園出場を決めた。
敦賀気比は1995年と2014年に甲子園で4強入りして県勢初優勝に迫った私立。70年代後半からは私立が強くなり、76年に福井工大福井が私立勢として初出場、北陸は92年に8強入りを果たしている。
北陸3県で代表を争っていた23年から57年までは富山、石川両県を圧倒し、全体の6割以上で甲子園に出場した。敦賀は25年から史上3位の7年連続出場を果たし、戦後も含め8強が3度。戦後も公立勢が強く、若狭は7度の出場で69年に4強、武生も4度の出場で、美方と三国は白星を挙げている。
その後は福井商が力をつけ、73年に37年ぶりの代表になると80年代は6度、2000年代は7度の甲子園出場。84年からは20年連続で地方大会の決勝に進む前代未聞の大記録を作った。
【福井 夏の甲子園出場回数ランキング】
1位 福井商 22回 2013年
2位 敦賀 17回 1999年
3位 敦賀気比 9回 2019年
4位 若狭 7回 1969年
4位 福井工大福井 7回 2012年
6位 武生 4回 1965年
7位 北陸 3回 2016年
7位 三国 3回 1975年
9位 美方 1回 1971年
9位 大野 1回 1990年
9位 坂井 1回 2017年
※年度は直近出場年
写真=BBM