前回出場の1991年、米子東は1回戦で我孫子に敗れた
7月27日、米子東が28年ぶり14回目となる夏の甲子園出場を決めた。
大正時代から鳥取西と米子東がライバル関係を続けている。鳥取西は23度の出場で通算23勝。出場校の少ない時代とはいえ大正時代は7度の出場で、大会が開催された6度はすべて8強入りと全国レベルの強豪だった。
米子東は昨年まで13度の出場で通算8勝。1956年に4強入りした。両校以外では52年に境が初出場。90年には5度目の出場で夏の甲子園初白星を挙げた。60年代は米子南、70年代後半には倉吉北が力をつけた。平成は八頭や鳥取城北などを加えた10校程度がしのぎを削っている。
県勢の夏の甲子園8強以上は56年の米子東が最後。平成で8強がないのは全国唯一で、1県1校制となった78年以降に1大会で2勝以上を挙げたチームがないのも全国で唯一だ。
【鳥取 夏の甲子園出場回数ランキング】
1位 鳥取西 23回 2008年
2位 米子東 14回 2019年
3位 八頭 8回 2014年
3位 境 8回 2016年
5位 倉吉北 6回 2006年
6位 鳥取城北 5回 2018年
7位 米子松蔭 3回 2017年
7位 米子南 3回 1968年
9位 鳥取商 2回 2011年
10位 倉吉東 1回 1995年
10位 米子工 1回 1972年
※年度は直近出場年
写真=BBM