
ホームラン性の当たりを捕った山森
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は1981年9月16日だ。
この日の阪急対
ロッテ戦(西宮)。1回表、ロッテの
弘田澄男の打球は、レフトへのホームラン性の当たり。阪急のレフト、
山森雅文は一目散に走り、ラッキーゾーンの金網のフェンスに右足を強くついて左足をフェンス上のバーに乗せ、ラッキーゾーンの中に落ちていく打球をキャッチした。
このプレーはのちアメリカのクーパースタウンの野球殿堂で表彰され、パネルが飾られるようになった。山森はふだんからこのようなキャッチの練習をしており、これ以外にも何度もスーパーキャッチで沸かせている。
写真=BBM