歴史は勝者のものだという。それはプロ野球も同様かもしれない。ただ我々は、そこに敗者がいて、その敗者たちの姿もまた、雄々しかったことを知っている。 ---- 味方の貧打と拙守もあって 大洋・権藤正利 1998年にロッテが喫した悪夢の18連敗については紹介した。特に17連敗となった7月7日、“七夕の悲劇”と言われる試合…