
1年目から持ち前の打撃センスを発揮中
10月28日のイースタン・
巨人戦(ジャイアンツ)に7対0で勝利して、
楽天が2連覇を達成した。二軍で印象的な活躍を見せているのがドラフト2位ルーキーの
黒川史陽だ。
すでに一軍デビューを果たして10試合に出場しており、プロ初打席初打点の離れ業も。初めてのお立ち台では、2打席連続本塁打を放った
浅村栄斗について触れ「一生、浅村さんについていこうと思いました」と叫ぶなど、初々しい姿を見せた。
イースタン・リーグでは54試合に出場。同日時点で打率.304と今季初めて3割に乗せ、リーグ5位の好成績となっている。63安打、6本塁打、30打点で長打率.406。高卒ルーキーとしては合格点を与えられる働きぶりと言えそうだ。
主戦場となる二塁守備では守備機会204で4失策、守備率.980。「打てる二塁手」浅村の後継者になるべく、一歩ずつ前進している。すでに一軍でドラフト1位ルーキー・
小深田大翔との「コブクロ二遊間」を実現させているが、将来的に定着させることができるか、楽しみだ。
写真=BBM