
レオのラッピングを担当した渡部(球団提供)
昨年末にメットライフドーム一塁側の「トレイン広場」に設置した
西武鉄道101系車両(先頭車)の車体のラッピングが20日完了し、車両の名称が「L-train 101(エルトレイン いちまるいち)」に決定した。「L-train 101」は西武線を中心に運行している埼玉西武ライオンズ・ラッピング電車の「L-train」に、設置した車両の形式を表す「101」を組み合わせて表現している。
今月18日よりラッピング作業を施し、20日には2021年の新入団選手たちによって最後の仕上げを行った。ドラフト1位の
渡部健人が車両の運転席に球団公式マスコットのレオを貼り付けたほか、2位の
佐々木健投手、3位の
山村崇嘉、5位の
大曲錬が、車体横に「隠れレオ」と「隠れライナ」をそれぞれ貼り付け、ラッピング作業が完了した。
「入団していきなりメットライフドームエリアのシンボルになる『L-train 101』のラッピング作業をさせていただき、絶対に失敗できないと手が震えてしまいました(笑)。レオを貼るという大役でしたが、不器用ながらもうまく貼れたのではないかと思います! 『L-train 101』に負けずに、僕もライオンズの一員としてファンの皆さまに認められるような選手に1日でも早くなりたいです!」(渡部)

「L-train 101」のラッピングデザイン(球団提供)
今後は、内装や演出用の設備などの施工を行い、3月にメットライフドームエリアの新しいシンボルとしてオープンする予定だ。
また、株式会社トミーテックと協業し、同社が展開するミニチュア鉄道模型シリーズ「鉄道コレクション」にて、「L-train 101」の鉄道模型を製作することも決定。Nゲージサイズで実寸の1/150スケールとなり、小さいながらも精巧な造りが特徴だ。