いずれの打撃成績も上位に食い込む

衰えない打撃を見せる坂本
4月12日の
DeNA戦(那覇)、欠場した
岡本和真に代わり
巨人の四番でスタメン出場した
坂本勇人は3回に右前打を放ち、通算2132安打。
阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチの通算安打に並ぶと、4回には左前打。これで通算2133安打となり、阿部コーチの記録を抜き去って巨人歴代単独4位に躍り出た。
巨人の安打数歴代1位は
王貞治の2786安打。坂本との差は約600安打と並ぶまでの道のりは遠い。とはいえ、坂本は昨年も115安打をマーク。現在33歳だが、年齢を重ねることによる成績の下降を加味しても、残りのキャリアで600安打を打つことは難しくないだろう。
坂本がここまで積み重ねた数字は安打以外でもいずれも現役選手の中でトップクラスであるのはもちろん、巨人OBと並んでも、上位に食い込む素晴らしい成績だ。2022年4月12日時点での、坂本の通算成績は以下のとおりだ。
試合:1916
打数:7325
得点:1108
安打:2133
二塁打:406
三塁打:22
本塁打:263
打点:916
打率:.291
まずは試合数。1916試合に出場しているが、これは
原辰徳や
高橋由伸などを超える巨人歴代6位。歴代5位に入る
川上哲治の1979試合は今季中に抜くだろう。歴代1位・王貞治の2831試合を更新するのは難しいだろうが、阿部慎之助が記録した歴代2位の2282試合を超える可能性は十分にある。
現在7325打数も巨人歴代6位。こちらも高橋や原などのレジェンド以上の数字を残している。歴代1位は試合数と同じく王で9250打数。坂本はここ過去5年で平均約474打数の数字を残しており、順調なら巨人歴代1位も見えてくる。
二塁打は今季中にも記録更新か
また、これまでに406本を記録している「二塁打」も巨人歴代1位が見えている。現在は歴代4位だが、王貞治が記録した歴代1位の422本まであと16本。坂本は毎シーズン20本以上二塁打を放っており、今季中の記録更新も見えている。さらには将来的にプロ野球記録である
立浪和義(元
中日)の487二塁打超えも十分に期待できるだろう。
本塁打、打点は巨人歴代7位とこちらもトップ10に入っている。本塁打の歴代1位は言うまでもなく王の868本。坂本が2019年シーズンと同じ年40本を10年続けても届かない数字だ。382本で歴代4位の原、406本で歴代3位の阿部を超えられるかどうかだろう。
打点も通算2170打点の王超えは難しいが、現在のペースなら1093打点で歴代5位の原を超える可能性はある。通算打率も上位は.310以上と差は大きい。
このように、坂本はキャリア偉大なOBに比肩する成績を残している。まだまだ長く活躍できる年齢のため、これからの活躍次第で巨人歴代1位、さらにはNPB通算1位になることも夢ではない。
写真=BBM