プロ野球の選手や監督・コーチに、決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今回のお題は「気候」です。 正直に言えば少し寒いぐらいの気候で投げるほうが僕としてはうれしいです。やはり、マウンドで投げていると自然に体も温まるので、暑いよりは涼しいぐらいのほうがいい。あともう一つ、自分が生まれ育った場所がシカゴの近くだったというのも大きいのかな。シカゴは夏でもそこまで暑くはならないですし、冬には-10度近くになって雪も降ります。そうした環境の中で育ったので、暑いよりは涼しいほうが体的にも慣れているように思います。
ただ、気温が上がってくると自分の体もどんどん動くようになるので、暖かくなるのは嫌ではない。所沢、ベルーナドームはだいぶ暑くなると聞いています。夏場はしっかりと水分補給しながら体の調整をしていきます。
『週刊ベースボール』2022年5月16日号(5月2日発売)より
写真=BBM