9月27日にベルーナドームで開催された
楽天戦の試合前に、西武OBのオレステス・デストラーデ氏によるセレモニアルピッチを実施したが、その際、来年3月16日にベルーナドームで開催する西武ライオンズ初のOB戦『LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024』にデストラーデ氏など新たに10人が出場することを発表した。
キューバ出身のデストラーデ氏は、1989シーズン途中に助っ人としてライオンズに加入し、左右の打席から繰り出す力強いバッティングで、1990~92年には3年連続の本塁打王、1990~91年には2年連続の打点王に輝くなど、“カリブの怪人”として活躍。陽気な性格と本塁打を放った後に行う「デストラーデポーズ」で、当時のファンから人気を博した。

9月27日には試合前にセレモニアルピッチを行った[球団提供]
「ライオンズファンの皆さまのすばらしい雰囲気の中でセレモニアルピッチができて光栄でした。投げるよりも打つほうが好きなので、来年は打つほうでがんばりたいです(笑)。初めてのOB戦開催に今からとても興奮しています。当時共に戦った仲間たちとの再会も楽しみですし、彼らとの対戦も楽しみにしています。3年連続ホームラン王を獲得したパワーは今でも衰えていませんよ! 西武ファンの皆さまには、僕のかっこいい姿を見せたいと思いますので、ぜひ当日はベルーナドームに遊びに来てください! 一緒にデストラーデポーズと「Boom!」のかけ声で盛り上がりましょう!」
また、西武ライオンズ創世期を支え、共に通算2000安打を誇る
土井正博氏、
山崎裕之氏のほか、「必殺仕事人」の異名を持つ
大田卓司氏の出場が決定。さらに西武黄金時代を支えた投手陣からは、先発の柱として活躍した“松沼兄弟”の
松沼博久氏、雅之氏のほか、盤石のリリーフ陣を支えた
森繁和氏、
鹿取義隆氏、
小田真也氏、
橋本武広氏の豪華10人の出場が新たに決定した。
その他の出場メンバーやチケットの販売概要、イベント内容などは、今後決まり次第オフィシャルサイトなどで発表する。