コミッショナーは落合博満が適任だ

表紙
現役23年、御意見番23年! あふれる野球愛を込めた
張本勲氏の自著『これだけは言っておきたい 最後の喝!』(ベースボール・マガジン社刊)が全国書店で発売になった。
忖度一切なしの発言は、時に批判されることも少なくなく、大炎上だってする。それでもハリさんの言葉には、いつも揺るぎない信念と愛がある。約2年前に番組を卒業した『サンデーモーニング』での発言(週刊御意見番)は、毎週のようにネットニュースにも取り上げられるなど、常に賛否両論を巻き起こしながら日曜朝のお茶の間を大いに楽しませてくれていた。
本書ではプロアマ問わず野球界のさまざまな事象に触れながら、これまであまり語られてこなかったハリさんの波乱万丈の歩み、時代を駆け抜けたONや名将たちとの秘話、メジャーを席巻する
大谷翔平までテーマは多岐に渡る。
その中でも「ステーキと白ごはんと千円札」「監督要請を4回断った本当の理由」「プロ野球のコミッショナーは
落合博満が適任だ」の頁は秀逸。知らなかった真実、その理由に思わず膝を打つハリさん節が随所で炸裂し、読後感はこちらが「あっぱれ!」と言いたくなるほどすがすがしい。
ハリさんロスになっている皆さん、本書でしか読めない一打無敵の張さん節をぜひ心ゆくまで堪能してみてほしい。