100年の歴史の重み

「東京六大学野球 発祥の地」の記念碑は総仕上げがされ、完成した[写真=矢野寿明]
【5月25日】東京六大学リーグ戦
明治神宮球場の敷地内に「東京六大学野球 発祥の地」の記念碑の除幕式が行われたのは、4月12日のリーグ戦開幕日。結成100周年の節目に設置され、多くの野球ファンが足を止め、撮影する光景が見られる。最後の総仕上げとして、記念碑の周辺に石が敷き詰められるなど整備され、5月25日に完成した。
土に直接よりも、手が加えられ、重厚感があり、100年の歴史の重みをさらに感じさせる。

東京六大学リーグ戦の開催日、神宮球場の正面には横断幕が掲出されている[写真=矢野寿明]
なお、前週にも動きがあった。神宮球場の正面には5月18日から横断幕が掲出されている。「祝 東京六大学野球連盟 結成100周年」。全日本大学野球連盟に加盟する26の大学連盟名が記されており、日本最古である大学野球リーグの節目を祝福した。東京六大学野球連盟・内藤雅之事務局長は経緯を明かす。
「神奈川大学野球連盟の理事長(佐々木正雄氏、横浜商大前監督、全日本大学野球連盟監督会元会長)が発案され、26連盟に連絡を取っていただき『日本の大学野球リーグで最初に100年を迎えられた伝統に対して、敬意を持ってお祝いをしたい』とのご連絡をいただきました。外野席という案もありましたが、やはり、皆さんが目にする場所が良いと、神宮球場で最も目立つ正面入り口に設置させていただきました」
リーグ戦開催日は、今秋のリーグ戦閉幕まで掲出される。内藤事務局長は背筋を伸ばした。
「26連盟の思いにこたえられるように、東京六大学野球連盟は、全国の大学野球連盟の見本となれるように、新しい時代も頑張っていきたい」
1926年に竣工された神宮球場には野球観戦だけではなく、学生野球のルーツを感じるスポットがある。
文=岡本朋祐