
受賞パネルを持ち笑顔を見せる武岡[写真=菅井真凜]
自身2度目の受賞だ。
ヤクルトの
武岡龍世内野手が7月16日、6月度の「スカパー! サヨナラ賞」に選出された。劇的打を放ったのは6月6日の
ソフトバンク戦(神宮)、延長10回一死走者なしの場面。ヤクルトファンの待つ右翼席に運んだサヨナラ本塁打だった。2023年7月度以来の受賞に「あまり賞をもらうことは少ないんですけど、すごくうれしく思います」と笑顔を見せた。
お立ち台で「人生で忘れない瞬間」と振り返ったサヨナラ弾。当時の裏話も明かした。打席を次に控え、ネクストバッターズサークルで待機していた際、
大松尚逸打撃コーチから声を掛けられた。「空を向いて、打ってこい」。マウンド上には防御率0.53、15試合連続でホールドを記録中(試合前時点)の
松本裕樹。「そう言っていただけたから思い切っていけた」と、助言が右腕の攻略につながった。
今季入団6年目、5月28日には24歳を迎えた年男。「1打席1打席を大事にしていく中で結果が出た。そういう意識は忘れずにやっていきたい」とシーズン後半戦の飛躍に向けて意気込みを語る。今季、チームは離脱者が続出。武岡は7月16日時点で30試合に先発出場するなど出場機会を得たが、定位置確保には至っていない。
「僕にしかできないことがあると思うので、存在意義を示せるようにやっていきたい」
同じ内野手である
村上宗隆、
長岡秀樹の主力も一軍復帰が間近。数字という結果はもちろん、らしさを出して皮を破りたいところだ。