
力投する王子の樋口新[写真=矢野寿明]
9月5日(金) 王子 4-0 西部ガス(9日目第1試合、観客数3,463人) 初戦のリベンジを果たす投球だった。王子の先発はルーキーの樋口新(愛知工大)。パナソニックとの初戦では9回から救援も、延長10回タイブレークで4四死球を与えて3失点途中降板。「ストライクが入らず、自分と戦ってしまった」と悔しさが残るマウンドだった。
ただ、「下を向いている場合ではない」と気持ちも切り替え、コーチの助言をもとに投球フォームを修正した。この日は9安打を浴びながらも、要所を抑えて10奪三振の完封勝利。142球の熱投が実り、チームも準々決勝進出を決めた。
「点を取られるまでは行ってやろうという気持ちだった。守備にも助けられて9回までいけたと思う」
2004年以来の頂点まであと3勝。「いつでも投げられる準備はできています!」と左腕は頼もしい。まずは2年ぶりの準決勝進出へ。視線はすでに次の戦いを向いている。