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第2回ユース Baseball5 W杯開催 男女2人の主将がけん引して狙う世界一

 

世界で戦えるメンバー


9月24〜27日にメキシコ・ナヤリット州にて開催予定の「第2回WBSCユースBaseball5ワールドカップ2025」の代表選手による記者会見が行われた[写真=菅井真凛]


 第2回WBSCユース Baseball5 ワールドカップ2025が9月24日から27日までメキシコ・ナヤリット州で行われる。出発を前にした同21日、東京都内で記者会見が開かれた。全16カ国の国・地域が参加し、4つのグループに分けてリーグ戦を行う。プレーオフ、ラウンド16を経て、上位2チームが決勝へ進出する(3、4位チームは3位決定戦)。

 今年3月のアジアカップで初出場した侍ジャパンユースBaseball5日本代表チームは初優勝を達成し、今大会の出場権を手にした。オープン世代もすでに、国際舞台で実績を残している。2022年の第1回アジアカップ準優勝、第1回ワールドカップ準優勝、2024年4月の第2回アジアカップ初優勝、同年10月の第2回ワールドカップでは準優勝を遂げた。

 Baseball5は男女混合5人制でグラブ、バットといった用具を使わず、ボール一つでどこでも楽しめるベースボール型のアーバンスポーツだ。WBSC(世界野球ソフトボール連盟)が2017年、野球・ソフトボールの振興を目的に始め、キューバの街中で遊ばれていた「手打ち野球」がルーツとなっている。

 ユース代表を指揮する本池太一監督は代表選手8人のうち、アジアカップから男子2選手、女子2選手を入れ替えた。その意図を語る。

「選考会から合宿を通じ、男子は打球スピード、走塁面の細かい部分を要求して、毛塚蒼翔(日大二高)と岩村敬太朗(花咲徳栄高)。女子は守備面や送球の強さなどに長けている、末廣優菜(駒大高)、蛭田真白(横浜隼人高)を選出させていただきました。今回の8人は自信をもって世界で戦えるメンバーだと思います」(本池監督)

初優勝を遂げたアジアカップは主将を置かなかったが、今回は平野[左]、森本[右]によるダブル主将体制で臨む[写真=菅井真凛]


 本池監督の方針により、アジアカップでは主将を置かなかった。今回は前回からのメンバーである平野将梧(横山隼人高)と森本愛華(中京大中京高)をキャプテンに指名した。

「やはり、男女別々の競技ではないので、意見もいろいろ通ると思うので、うまくコントロールするためにも、選手内でうまく伝えてもらったり、連携してもらうために男女1人ずつを選出しました。アジアカップの経験をそのままワールドカップに持っていきたかったというところもあり、前回大会からで自ら引っ張って行ってくれるような動きがあった2人を主将に選びました」(本池監督)

 2人の主将が抱負を語った。

「アジア大会の経験を生かして、短期間の中でもたくさんチームメートとコミュニケーション取り、世界一を獲れるような最高のチームにしたいと思っています」(平野主将)

「試合中の声掛けだけじゃなく、挨拶や礼儀などの面でも模範となれるように心掛けていながら、世界一を獲ってきたいと思います」(森本主将)

 今夏の甲子園開会式で、2人は始球式を務めた(森本主将が投手役、平野主将が捕手役)。同競技の「普及・振興」にも熱意を持っているリーダーがチームをけん引していく。

文=菅井真凜
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