法政大学応援団の吹奏楽部が助っ人参加

法政二高の応援席には関東大会1回戦で、法政大学応援団[リーダー部2人、チアリーディング部6人]が派遣された[写真=BBM]
【10月19日】
秋季関東大会1回戦
花咲徳栄高(埼玉1位)10-9法政二高(神奈川2位)
関東大会のメーン会場である山梨の山日YBS球場の三塁側応援席はオレンジ一色。まるで、神宮球場のような華やかさに彩られた。
東京六大学リーグ戦でお馴染みの『アルプス』『チャンス法政』などの応援曲は「六大合演OBOGバンドReturns!」から派遣されたメンバーがリズミカルに演奏。県大会準決勝(対立花学園高)に続き、東京六大学応援団連盟に加盟する各応援団(部)の卒団(部)生が学校の枠を越えた友情応援を繰り広げた。
同準々決勝(対橘高)では法政大学応援団の吹奏楽部が、授業で応援できない同校吹奏楽部の助っ人として活動を展開した。そして、関東大会1回戦(対花咲徳栄高)では法政大学応援団からリーダー部2人、チアリーディング部6人が駆けつけた。まさしく「オール法政」が結集し、団結を示す場であった。
法政大学応援団・布施拓真団長(4年・小平南高)は言う。
「今夏も2回、応援をサポートさせていただきました。今回もOBから『盛り上げてくれ!』との依頼があり、二つ返事です。付属校の力になれるのであれば、喜んでやります。ただ、自分たちが前に出ることはなく、あくまでも高校生が主役。私たちは、支える立場です」
現在、リーダー部は4学年で6人と、部員不足が悩みの種。今年は法政二高硬式野球部から1人の入部があった。付属校応援は「勧誘の場」でもあるが、強制することはしない。
「目的は、大学と付属校のつながりを大事にすることです。高校生には『こういう世界もあるんだよ』ということを知ってもらえればうれしい。応援を楽しんでほしいです」

法政二高の三塁側応援席はスクールカラーのオレンジ一色に染まった。この日は多くの卒業生が開催地・山梨に駆けつけた[写真=菅原淳]
今年、法政大学応援団は1925年から100周年。11月16日に、記念祝賀会が控えている。
「区切りですが、私たちのやることは変わりません。ただ、100年の節目をきれいに継承していければいいと思っています」(布施団長)
この日の応援席は神宮と同様、法政大学応援団の三原則である「礼儀・節度・闘志」が徹底されていた。関東大会1回戦で惜しくも敗退したが、1回から9回まで統率された応援は山梨・甲府の地に爪痕を残した。
文=岡本朋祐