
2回にシリーズ3試合連続本塁打を放った山川[写真=毛受亮介]
ソフトバンクが2勝1敗で迎えたSMBC日本シリーズ第4戦は10月29日、甲子園で行われた。
またもや「どすこい」が響き渡った。2回、先頭で打席に入ったのはソフトバンク・
山川穂高。
阪神先発・
高橋遥人の外寄りの148キロ直球をとらえると、打球はバックスクリーンへ飛び込んだ。「少し(バットの)先でしたが、いい見え方でしっかり自分のスイングができた。大事な先制点となるホームランになって良かったです」。四番のシリーズ史上6人目の3試合連続本塁打でソフトバンクが1点を先制した。
ソフトバンクは5回には一死から
大津亮介が四球で出塁すると
柳田悠岐が左前打で続く。
周東佑京は投手強襲安打で一死満塁。打球を受けた高橋が降板すると、代わった
畠世周から
柳町達が左犠飛を放ち1点を追加した。6回にも二死二塁から代打・
近藤健介が一二塁間を破る右前適時打。「守りができない中で代打での一振りで絶対に仕事をしようとしました。この代打起用に結果で応えることができてよかったです。みんなで勝ちをつかみ取って王手をかけたい」と近藤は声をはずませた。
阪神打線は前夜に続いてホームが遠い。2回は二死一、二塁、3回は二死一、三塁、6回は一死二塁のチャンスを生かせず。しかし、8回に先頭の
近本光司が中前打、
中野拓夢の四球で無死一、二塁とすると
森下翔太は見逃し三振に倒れたが、
佐藤輝明が二遊間を破る中前適時打で16イニングぶりの得点。さらに
大山悠輔の二ゴロの間に1点を追加して2対3と1点差まで詰め寄った。しかし、阪神の反撃はここまで。9回はクローザー・
杉山一樹の前にゼロに抑えられ、ゲームセット。ソフトバンクは3勝1敗とし、日本一に王手をかけた。