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【大学野球】打率.466で初の首位打者 法大・藤森康淳にヒットが出るようになった理由

 

通算100安打も視野に入れて


法大・藤森が打率.466で初の首位打者を受賞した[写真=矢野寿明]


【11月2日】
東京六大学リーグ戦第8週
早大3-0慶大(早大2勝)

 東京六大学秋季リーグ戦は第8週で早大が慶大に連勝し、全日程が終了。法大・藤森康淳(3年・天理高)が打率.466で初の首位打者を受賞した。15試合中14試合で安打をマーク。1949年秋、連盟記録である慶大・山村泰弘の30安打には届かなかったものの、歴代2位タイとなる27本のヒットを積み重ねた。

「ずっと目標にしてきたタイトルなので、素直にうれしいです。30安打に届かなかった悔しさよりも、この賞をいただけたことの達成感のほうが大きいです」

 1年春からリーグ戦での出場機会に恵まれると、2年春に初めて規定打席に到達するが、打率.189と苦しんだ。同秋は.294と3割の大台まであと一歩に迫り、レギュラー3季目の今春は.340をマーク。そして、今秋は初タイトルとシーズンごとにステップアップしている。この3シーズンで計60安打と量産し、3年秋までに通算72安打。100年の歴史で過去に34人しかいない、100安打も見えてきた。

 なぜ、ヒットが出るようになったのか。その要因を明かす。

「逆方向の打球が、昨年に比べてよくなりました。足もあると思うので、内野安打が狙える。決して三遊間にゴロを転がしての『当て逃げ』狙いではなく、しっかりバットを振り抜くことを意識しています」

 法大は2020年春を最後にリーグ優勝から遠ざかる。入学以来、V経験はない。26年のリーダー候補は力強く語る。

「チームの中心選手として、引っ張っていく立場になるのは間違いないです。松下(松下歩叶、4年・桐蔭学園高、ヤクルト1位)さんが残した姿勢を受け継ぎ、この低迷から脱出し、リーグ優勝できるように努力していきたい」

天理高で1学年先輩の明大・瀬副将[右]が後輩・藤森の首位打者を祝福した[写真=矢野寿明]


 今秋は明大が5季ぶり44度目の優勝。閉会式後が終わると、優勝校、個人表彰選手による記念撮影が行われる。天理高で1学年上にあたる明大・瀬千皓副将が後輩・藤森を祝福。勝負の26年へ、決意を新たにしていた。

取材・文=岡本朋祐
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