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【社会人野球】2025年度社会人表彰 ダブル受賞のヤマハ・佐藤廉が社会人野球にあこがれた理由

 

年間10勝は史上2人目


ヤマハ・佐藤廉は今年11月の社会人日本選手権優勝の原動力に。社会人を代表する左腕である[写真=川口洋邦]


 2025年度社会人野球表彰が12月10日、東京都内のホテルで行われた。

 ヤマハの左腕・佐藤廉(共栄大)はベストナインと最多勝利投手賞(10勝0敗)のダブル受賞。9年ぶり2度目の優勝を飾った社会人日本選手権では先発、中継ぎ、抑えと全5試合に登板してフル回転し、防御率0.99と抜群の安定感を見せた。年間でもJABA主要大会で83回1/3と77奪三振は最多で、防御率1.62は2位だった。2010年の個人賞制定後、10勝での受賞は10年のJR九州・濱野雅慎(国士舘大)以来、史上2人目となる快挙だった。

「このような名誉ある賞をいただけて本当にうれしく思います。来年も投手部門のベストナインを取りたいという目標ができました。また来年もよろしくお願いします」

 最多勝については、こうコメントした。

「今年の個人目標が、この最多勝を取る、という思いで、この1年間やってきました。目標にしていた賞を取ることができて、大変うれしく思っております。来年はチームが都市対抗で優勝(今年は4強)できるよう、少しでも貢献できるように頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いします」

 さらに、受賞者を代表してあいさつした。

「私は中学生の頃、友人の父の影響で都市対抗野球を観戦して、そこから社会人野球でプレーするということが目標でした。来年も試合には多くの野球少年・少女が見に来られると思います。その野球少年・少女のあこがれられる存在となり、また、会社の方々やファンの皆様に感動や勇気を与えられることが使命だと思っております。社会人野球全体としてそれを体現していけたらと思っております。また、野球ができることは当たり前じゃないと強く感じております。一日一日を大切に過ごし、来年また皆さんに熱い戦いをお見せできたらと思っております」

 佐藤は修徳高、共栄大を経て入社5年目。さらなる飛躍を誓い、表彰会場をあとにした。

取材・文=岡本朋祐
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