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【セ・リーグ】2026シーズン順位予想 阪神が圧倒的優位か 2位以下は大混戦の可能性が

 

連覇を狙う阪神


2年連続優勝を目指す阪神・藤川監督


 セ・リーグの各球団が今季に向け、戦力補強を行っている。新外国人選手は計算できるか未知数のため、どれだけのプラスアルファをチームにもたらすか判断が難しい。まだFAで去就が決まっていない選手がいることに加え、トレードなどを敢行する可能性が考えられるが、現時点の戦力を考えると圧倒的優位に立つのが、昨季のリーグ覇者・阪神だろう。

 今オフはFAで去就が注目されていたリードオフマンの近本光司が残留を決断。ドラフト1位指名で3球団が競合したでは大学No.1スラッガー・立石正広(創価大)の獲得に成功した。投手のリードに定評があるベテランの伏見寅威日本ハムからトレード補強し、レギュラーを固定できなかった遊撃にマイナー通算85発をマークしたキャム・ディベイニーを獲得するなど抜かりがない。

 昨年6勝をマークしたジョン・デュプランティエの退団が決まったが、後半戦はコンディション不良で稼働していない時期が長かったことを考えると、それほど大きな痛手にはならない。先発陣は村上頌樹才木浩人大竹耕太郎高橋遥人伊藤将司伊原陵人と能力のある投手がズラリ。新外国人投手のカーソン・ラグズデールとイーストン・ルーカスに加え、若手成長株の門別啓人富田蓮、早川太貴も先発ローテーション入りを目指す。12球団屈指の陣容であることは間違いない。

 打線も森下翔太佐藤輝明大山悠輔の和製クリーンアップは破壊力十分。ポイントは六番に入る選手だ。黄金ルーキー・立石のほか、殻を破ってほしい前川右京も有力候補になる。ポイントゲッターとして稼働する選手のメドが立てば、得点力がさらに上がる。昨年と同様にペナントレースを独走しても不思議ではない。

新監督が就任のDeNA


DeNAの監督に就任した相川監督


 昨年2位のDeNAは相川亮二新監督が就任。桑原将志西武にFA移籍し、先発で稼働していたアンソニー・ケイとアンドレ・ジャクソンが退団した穴を埋めるのは簡単ではない。阪神から加入が決定的と報じられているデュプランティエは心強い存在だが、投手陣が盤石とは言えない。新外国人左腕のオースティン・コックス、若手の石田裕太郎、竹田祐小園健太が一本立ちできるか。昨年リーグワーストの救援防御率3.37と不安定だったブルペン陣の立て直しもV奪回のカギを握る。

 リーグ制覇を逃した巨人は不動の四番だった岡本和真がメジャーに挑戦。大黒柱が抜けた中で、得点力をどう上げるか。打線の再構築がカギを握る。投手陣も先発のコマ不足が解消できたとは言えない。今オフは前田健太有原航平の獲得に動いたが実現せず。前楽天スペンサー・ハワードなど3人の助っ人先発投手を補強したが、現有戦力の奮起なくしてV奪回は望めない。戸郷翔征のエース復権を期待すると共に、井上温大赤星優志は2ケタ勝利がノルマになる。ドラフト1位左腕・竹丸和幸(鷺宮製作所)の活躍も楽しみだ。

「台風の目」になる中日


中日にドラフト1位で入団した右腕・中西


「台風の目」の予感が漂うのが、中日だ。FAで去就が注目されていた柳裕也松葉貴大がともに残留し、ドラフトでは中西聖輝(青学大)、櫻井頼之介(東北福祉大)と大学球界を代表する2人の即戦力右腕を獲得した。高橋宏斗、金丸夢斗、大野雄大と核になる投手たちを軸に、先発の質、量がグレードアップした。得点力不足が長年の課題だが、メジャー通算164発のミゲル・サノを獲得。細川成也上林誠知、ジェイソン・ボスラーと中軸を担う役者がそろっている。来季から本拠地・バンテリンドームにテラス席が新たに設置されるため、外野が狭くなる。野球が変わる可能性があり、井上一樹監督の采配が注目される。

 広島ヤクルトはともに若返りの変革期を迎えている。広島は小園海斗以外のレギュラーは白紙で、坂倉将吾が捕手以外のポジションで守ることや、栗林良吏が先発に転向するなどが決まっている。就任4年目の新井貴浩監督が選手の適性を見極め、どのようにチーム力を上げるか。池山隆寛新監督が就任したヤクルトは村上宗隆がホワイトソックスに移籍し、チーム再建のフェーズに入っている。投打ともに若手を育てる必要があるが、2位以下は大混戦の可能性があるため、CS進出が現実的な目標になりそうだ。

写真=BBM
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