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春季キャンプREPORT

ロッテ・石垣元気に高卒新人とは思えない「大物感」が漂っている理由とは

 

充実の一次キャンプ


ブルペンで剛球を披露しているロッテの高卒新人・石垣。期待は高まるばかりだ。写真は初ブルペンの2月3日[写真=戸加里真司]


 ロッテは2月11日、宮崎・都城市で行われていた一軍の一次キャンプを打ち上げた。12日に沖縄へ移動し、13日からは糸満市での二次キャンプをスタート。14日からは練習試合が組まれている。

 ドラフト1位ルーキー・石垣元気(健大高崎高)は初々しい表情で、一区切りとなるプロ初のキャンプを振り返った。不慣れな環境で、気疲れもあるはずだが、堂々と前を向いて答えた。

「非常に充実していて、楽しいキャンプを過ごせました。毎日、多くのファンの方に球場に足を運んでいただき、見られているという意識がより強くなって、しっかりとやろうという気持ちになりますね」

 健大高崎高では、2年春から4季連続甲子園出場。昨年9月には侍ジャパンU-18代表でもプレーするなど、多くの場数を踏んできた。関係者が「高校生とは思えない」と明かすのもうなずける。ロッテの高卒のドラフト1位投手では佐々木朗希以来、6年ぶりの一軍キャンプ抜てき。投球の調整具合について聞いた。

「まだ100パーセントではないと感じているので、糸満でもしっかりと練習して、良ければ試合でも投げたいと思っていますし、早く状態を上げていこうと考えています。ピークから比べると80パーセントぐらいかと」

 この日は2月3日、6日に続いて、3度目のブルペン入り。自己評価は厳しいものだった。

「今日は全然ダメでした。前回のほうがバランスも良かったですし……」

 2月1日のキャンプインから3勤、4勤、2勤。2度の休養日(4、9日)を挟み、全3クールを消化した。すべてが初めての経験であり、少なからず疲労も溜まっているようだ。

目標は「一軍初登板・初勝利」


一次キャンプが行われた都城コアラのマーチスタジアムの球場正面には、選手の応援のぼりが設置されている[写真=BBM]


 背番号18。あらためて入団1年目の抱負を語った。

「一軍初登板・初勝利することを目標にしています」

 本拠地・ZOZOマリンでの「華々しいデビュー戦」を思い描く石垣。18歳とは思えない「大物感」が漂う。焦りは禁物だが、158キロ右腕が実戦でベールを脱ぐ日が待ち切れない。打者を力でねじ伏せる剛速球には、それだけのロマンがある。

取材・文=岡本朋祐
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