良いイメージがある交流戦

昨年6月11日のソフトバンク戦で先発としてプロ初勝利を挙げていた西舘
阿部慎之助が電撃辞任した
巨人。選手は気持ちの整理をつけるのが難しいかもしれないが、ファンのためにも目の前の試合に集中するしかない。チームを上昇気流に乗せるためには、若手が一人でも多く頭角を現してほしい。その筆頭格と言える選手が
西舘勇陽だ。
ドラフト1位で入団して即戦力として期待されたが一軍に定着できず、今年は上半身のコンディション不良で開幕二軍スタートに。約2カ月間のリハビリを経て、5月に復帰すると順調な仕上がりを見せてきた。15日の
西武戦(カーミニーク)で、最速154キロを計測して6回3安打無失点。22日のハヤテ戦(静岡)も直球が常時150キロを計測し、7回1安打無失点とほぼ完ぺきな投球を見せた。ファームで4試合に登板して防御率0.47。投げる球の質は一軍で通用する水準に達している。
交流戦には良いイメージがある。昨年は3試合登板で2勝をマーク。6月11日のソフトバンク戦(みずほPayPay)で自己最多の111球を投げて7回6安打3失点の力投を見せると、18日の
日本ハム戦(東京ドーム)でも7回5安打1失点で2勝目をマークした。
今年は同学年のドラフト1位左腕・
竹丸和幸がチーム最多の5勝、
井上温大が3勝と奮闘している中、西舘も負けられない。30日の日本ハム戦(エスコンF)で今季初登板初先発が有力視されている中、勝利に導く投球ができるか。
写真=BBM