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【大学野球】初代WCBC王者を目指す侍ジャパン大学代表の陣容とは

 

侍ジャパン大学代表、初代王者へ


7月7日に記者会見が行われ、意気込みを示した。写真左から鈴木泰、鈴木監督、渡部主将、榊原[写真=矢野寿明]


 第1回ワールドカレッジベースボールチャンピオンシップ(WCBC)に出場する侍ジャパン大学代表28人が神奈川県平塚市のバッティングパレス相石ひらつかで行われた直前合宿を打ち上げた。日本、アメリカ、台湾、韓国の4チームによって争われるWCBCは7月11日から15日までの日程で、台湾で行われる。

 6月20〜22日の選考合宿を経て28人の大学日本代表が選出され、7月2日からの直前合宿では練習試合2試合をこなした。ENEOS戦は3対5、東芝戦は2対4と、社会人野球の強豪との練習試合はいずれも惜敗。課題も見えたが、それぞれの選手が持ち味を発揮し、多くの収穫を手にした2試合となった。合宿最終日の7月7日には記者会見が行われた。

 投手陣ではドラフト1位候補右腕・鈴木泰成(青学大4年・東海大菅生高)、全日本大学選手権準V左腕・渡辺和大(慶大4年・高松商高)が左右の両輪となる。鈴木泰はENEOS戦で自己最速を1キロ更新する155キロをマーク。渡辺も東芝戦で3回を無安打無失点と好投した。

 代表を率いる鈴木英之監督(関西国際大監督)は「投手力を前面に出していきたい。鈴木泰には最初と最後(11日の台湾戦と14日の最終戦)先発してもらいます。渡辺には2戦目(12日の韓国戦)を頼むぞと伝えました」と初戦、2戦目、最終戦の先発投手を明言。鈴木泰は「自分の状態は上がってきている。万全な状態で試合に向かいたい」と気合の入った表情で語った。

 打線は、思い切りのよい打撃が魅力の山里宝(亜大4年・神戸国際大付高)らがチャンスメークし、昨夏の日米大学選手権で全勝優勝に貢献した榊原七斗(明大4年・報徳学園高)、渡部海(青学大4年・智弁和歌山高)が三、四番に並び、ポイントゲッターの役割を担う。榊原は「海外の投手の速球に立ち遅れないよう、早めに準備して始動を早くして向かっていきたい」と意気込む。スピード自慢の鈴木湧陽(中京大3年・松商学園高)、岡田啓吾(明大4年・前橋育英高)、境亮陽(法大2年・大阪桐蔭高)らは機動力を使って相手にプレッシャーをかけていく。練習試合では下位を打った中山優月(大商大3年・智弁学園高)、林純司(慶大3年・報徳学園高)から一発が出ており、打線も上り調子にある。

 主将・四番・捕手の重責を担う渡部は「練習試合も1試合目より2試合目の方がいい野球ができて、チームはいい方向を向いている。サインプレーやけん制の精度も上がってきた」と代表チームの仕上がり具合に胸を張る。第1回WCBC、目標はもちろん優勝だ。若きサムライたちが世界の舞台に挑む。

取材・文=小川誠志
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