違反時の罰則などの具体案はこれから

NPBでもピッチクロックが導入される。写真はMLBのイメージ写真[写真=Getty Images]
8月3日、プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は都内で実行委員会を開き、3つの議題を検討した。
1、熊本地震の被災地支援として義援金の2000万円の寄付
2、ピッチクロック導入、全会一致で決定
3、二軍戦の暑熱対策強化
熊本地震の被災支援の内訳は、NPBから1000万円を拠出。さらに「マイナビオールスターゲーム2026」でのチャリティーオークション収益から1000万円を寄付することが決まった。NPBの
中村勝彦事務局長は「チャリティーオークションの収益を待たず、まず1000万円を寄付する」ことを決めたという。また、各球団の支援活動に関しては、制限を設けることはないという。
ピッチクロックは「実現に向けて導入する方向で話し合いが進んでいます。時期や細かなルールはこれから検討していきますが、とにかく導入する方向性を皆さんで確認した」と中村事務局長。導入時期や投球間隔、違反時の罰則などの具体案はまだ出ていないものの、迅速に進めていく考えだという。導入時期は決定していないが「どこかで一斉に始めるのがいいのではないかと思う」と中村事務局長はシーズン開幕からがベターであると示唆した。
3つ目は二軍戦の暑熱対策強化だ。ファームの試合はデーゲームが多いこともあり、今後は試合開始時間を一律に定めず、猛暑が予想される場合は主催球団の判断で開始時間を変更することができることとした。さらに当日の気象状況によっては試合中止も判断できるという。加えて、投手コーチらがマウンドへ向かう際、トレーナーなどが飲料を持参し、グラウンド上で投手以外の選手の水分補給もできるようにした。これは後半戦ですでに運用されている。