
三菱自動車のキャラクター「デリ丸。」のぬいぐるみを持ち、ポーズを取る水谷[写真=高野徹]
▽8月29日 東京ドーム
第4日第3試合
三菱自動車岡崎(岡崎市) 4-3 Honda(東京都)
三菱自動車岡崎を2回戦進出に導いたのは、前回大会からのリベンジを誓う補強選手だった。三番・右翼で先発起用された水谷祥平(東洋大)は昨年に続き、JR東海から三菱自動車岡崎の補強選手として東京ドームに立った。1回表一死二塁。Hondaの先発・
有村大誠(立命館大)が投じた3球目を、右翼席へたたき込む先制2ランを放った。
「ちょっと刺されたぶん逆方向に飛びましたが、刺されても、いい感じにアプローチすることができました」。侍ジャパン社会人代表としてアジア競技大会に出場する右スラッガーが、持ち前のパワーでスタンドインさせた。
「去年、自分の中では不完全燃焼に終わったので、初戦の初打席でホームランという最高の結果が残せて良かったです」。昨年の都市対抗は4試合に先発出場し、全試合で安打を放ち、打率.357(14打数5安打)。ただ、打点が0だっただけに、本人も打撃内容に納得できなかったようだ。

水谷はこの試合3打点を挙げる活躍で、チームを勝利に導いた[写真=高野徹]
水谷は2回表二死二塁で迎えた第2打席でも適時打を放ち、試合の主導権を握る。チーム4得点のうち3得点が水谷の2ランと適時打によるもので、初戦突破に大きく貢献した。
2回戦(9月1日)の相手は、昨年の決勝で惜敗した因縁の相手・王子である。「王子さんとは昨年の東京ドームと、自チームでも昨年、岡崎での予選(第6代表決定トーナメント準決勝)で負けて、本大会出場を逃しているんです。今年は何としてもやり返そうとチームでも言ってきたので、やり返したいです」。悲願の黒獅子旗奪取へ、水谷のバットが三菱自動車岡崎を活気づける。
写真=BBM