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2026都市対抗

【都市対抗】JR東日本・中川智裕が意地の2試合連続本塁打も準々決勝進出はならず「もっと打って、かつ優勝できたらよかったんですけど」

 

2点を追う9回二死走者なしから1点差に迫るソロアーチを放ち、ダイヤモンドを1周する中川[右][写真=高野徹]


▽9月1日 東京ドーム
第7日第3試合
東邦ガス(名古屋市) 3-2 JR東日本(東京都)

 東邦ガス(名古屋市)とJR東日本(東京都)による2回戦。2点を追う9回裏二死走者なしの場面で、右打席には七番・中川智裕(近大)が入った。

「最後のバッターになるかもしれないけど、割り切って、思い切り行けたのが良かった」

 積極的に初球をたたくと、打球は左翼席へ。1点差に迫るソロアーチで意地を見せた。しかし、後続が倒れ、2対3でゲームセット。JR東日本は8強進出を逃したが、中川の一発はインパクト十分だった。Honda鈴鹿との1回戦で放った3ランに続く2試合連続本塁打。セガサミーからの補強選手としての足跡を東京ドームにしっかりと記した。

 今大会、中川が登場するとJR東日本の応援席からは、お馴染みのメロディーが流れてきた。セガサミーで使用されている応援歌「サクラ大戦」シリーズの『檄! 帝国華撃団』である。「やっぱり、いい曲ですね」。今季限りで廃部するセガサミーは、都市対抗東京二次予選で敗退。中川はJR東日本に補強され、同社応援団は所属チームの名物応援曲を使用し、29歳のベテランを後押しした。

 JR東日本以外の東京都の代表チームもセガサミーの応援曲を使用し、同社からの補強選手を鼓舞していた。中川は「セガサミーの補強として(出場するのは)最後になるので、もっと打って、優勝に貢献できたらよかったんですけど……。優勝したかったです」と悔しさをにじませた。JR東日本で過ごした期間は、野球人生の財産だという。

「すごくいいチームで、強いチームでやれたのは、今後にも生きてくる。いい経験ができました」。都市対抗での戦いは幕を閉じ、中川は自チームへと戻る。10月1日から行われる社会人日本選手権の関東最終予選へ向けた準備はもう始まっている。

「チームカラーはそれぞれ違う。その中でのプレーに対する1つひとつの厳しさをすごく感じたので、そういうのは伝えていきたい」

 東京ドームで学んだことを、セガサミーに還元する。大卒入社7年目。有終の美を飾るべく、これまで培ってきたものをすべて出し切る覚悟だ。
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