対戦4回で3敗の現実

日体大・古城監督は筑波大との優勝決定戦で敗退後、シーズンを総括した[写真=福地和男]
10月27日【優勝決定戦】
筑波大2-1日体大
9勝3敗、勝ち点4で並んだ筑波大との優勝決定戦。日体大は1点差(1対2)で惜敗し、春秋連覇を逃した。
日体大・古城隆利監督はシーズンを回顧した。
「大事なところで、一本が出ないのと、送りバントが決まらないとか……。ピッチャーはよく頑張ってくれたと思うんですけど。打線もチーム打率的にはいいんでしょうけど、勝負どころで1本を出すっていうところがちょっと……」
阪神からドラフト2位指名を受けた右腕・
馬場拓海(4年・福岡大大濠高)は7回途中2失点の力投。救援した二番手の左腕・
西平晴人(4年・近大付高)は粘投で追加点を許さなかった。打線は四番・高橋賢臣(4年・西条高)のソロ本塁打による1得点に終わった。
わずか、1点差。されど、1点差。筑波大との差はどこにあったのか。古城監督は言う。
「筑波さん、本当に野球が謙虚だと思うんですよね。四番バッターもしっかりバットを短く持って、鋭く捉えたりとか、追い込まれたら空振りしないように粘ったりとか、そこの差がウチのチームと出てしまったのかな、と。この秋は4回やって3回負けていますから、それはもう、筑波さんのほうが、素晴らしい野球をやっていたかなと思います」
関東大会での再戦を熱望

日体大は1週間で立て直し、明治神宮大会出場をかけた代表決定戦に挑む[写真=福地和男]
11月4日に明治神宮大会出場をかけた横浜市長杯争奪第22回関東地区大学野球選手権大会が開幕する。日体大は1回戦で東京国際大(東京新大学2位)と対戦する。1回戦から本大会出場が決まる準決勝まで「3勝」(決勝進出2校が代表校)が必要であるが、古城監督はあくまでも「4勝」(優勝校は第1代表。準優勝は第2代表)を見据えている。
「『負け犬の遠吠え』になるんですけども、関東大会の決勝で筑波さんともう1回当たって、今度こそは、意地を見せる。それぐらいの気持ちでやりたいなと思っています」
日体大は中7日で、紙一重の差を埋めるスキのない野球を目指す。
取材・文=岡本朋祐